Java World DAY 2006
昨日、行ってきました。
地下鉄が遅れていたせいで、会場についたのがギリギリになってしまった。実はこれが初六本木ヒルズ。
しかし、最近、こういったイベント関係で遅れる(遅れそうになる)ことが多いです。この前のRubyConfは寝坊したし(^^;、SeasarConfは駅から逆に歩いて道に迷ったし、来週のオブジェクト倶楽部イベントは早めに家を出ます。
グレッグ・スタイン 氏(米国グーグル)
ソフトウェアのライセンスはどんどんNon-Copyleftの方向へと向かって行っている。そして、ソフトウェアはコモディティ化されて行っている。それではソフトウェアではお金儲けはできないのか?これからビジネスとして成立するのは、ホスティング、リッチコンテンツ、特化した知識が必要な分野などであろう。というような話があって、その後、本題のGoogleのオープンソースの話に入り、GoogleでもRuby使ってんだ、って言ってたような。(^^)
さらにGoogleとコミュニティの話になり、コミュニティに参加している人っていうのはチームワークやコミュニケーションがとれて、協力的であると。コミュニティに参加することはデベロッパーの価値につながるという考えで、採用でもコミュニティに参加していることを見ているそうです。また逆に社員をコミュニティに参加させたり、オープンソースに貢献することによって、コミュニティからの評価を得ることができ、優秀な人材を集めるのに一役買っているとのことでした。
Googleのオープンソースやコミュニティに対する考え方がよく分かりました。
- Oh!My Eclipse
水島 和憲 氏(日立製作所)
このホームページを作っている方です。(eclipsewiki.net - このウェブサイトは販売用です! - eclipsewiki リソースおよび情報)
MyEclipseがすごいのはよく分かりましたが、やはりお金を出さないといけないというのが、うーん、って感じです。
Matisse4Eclipseは確かに便利そう。でも、最初から素直にNetBeans使ったらいいのでは?というのは元も子もないか。。。
あと、JavaScriptがデバッグできるというのはいいですね。
- Mustangに搭載された次世代Webアプリ開発技術
浅海 智晴 氏(稚内北星学園大学)
4つの技術トレンドを中心に話されました。
特に興味深かったのは、Web2.0時代のプログラム言語に要求されることと題して上げられていた3点。
- XMLの処理
- WebServiceとの連携
- スクリプト言語との連携
Mustangの話はあまり出なかったのですが、StAXとjavax.scriptには注目しておきます。Groovyとかどうなんでしょう。RubyとJavaの連携にも期待。
上条 晃宏 氏(アドビ システムズ)
劇的な進化。特にFlexDataService2.0。
一年前にこの環境が手に入っていれば・・・。Flexについては、ほんと思い入れ深いです。
Cairngormをあとで試す。
- Webシステムが使いにくいとは言わせない!
田川 勇治 氏(テンアートニ)
Ninja-VAの紹介。JavaScriptをドラッグ&ドロップで追加したり保存したりできるのは便利だと思いました。Eclipseのプラグインであんなのないかな?あとで探す or あとで作ってみる
- AOP時代のソフトウェア開発
千葉 滋 氏(東京工業大学)
まずAOPについての概略説明があり、後半は「ユースケースによるアスペクト指向ソフトウェア開発 (Object Oriented Selectionシリーズ)」に書かれているような内容の話をされました。「ITアーキテクト Vol.4 (IDGムックシリーズ)」にもこのテーマで記事書かれてましたね。
ありがたいお話でしたが、うちの後輩にとっては”馬の耳に念仏”でしたとさ。orz