XPE 2nd. 読書会 1回目
行ってきました。
会場を提供していただいたサイボウズ・ラボさん、ありがとうございました。
角谷さんが「いわゆるオフィス什器な事務机をプログラマは使うべきじゃないよねえ」と言っていた理由がよくわかりました。サイボウズ・ラボさんも、すばらしい職場環境ですね。
読書会の方は最初にあまのりょーさんが3章までをまとめて発表してくださいました。あまのりょーさん、GJ。その後、ディスカッション。
XPには価値、原則、プラクティスとありますが、この中でも最も地味な存在である原則にはじめて着目することができました。
価値とプラクティスの間にある原則が重要なんですね。(XPE本では橋の図)
個々のクラスというよりクラス間の関連が重要なんじゃないかと最近思っている。
と、小井土さんがおっしゃっていました。
そういえば、以前、平鍋さんが
価値は人と人との関係の中にある
というようなことをおっしゃっていましたし、ABDはエンティティとエンティティの間の交差エンティティに着目しますよね。おぉ、繋がった。
プラクティスだけが継続されて、価値や原則が定着していないことがよくあるという話も。「XPごっこ」になってしまうんですよね。価値とか原則を「コミュニケーション」とか「勇気」とかいう抽象的な言葉ではなくて、もっと分かりやすい言葉で伝えたり、共有したりしていく必要があるんだなぁということを強く思いました。
あとは、システム全体に関わる設計方針とかで、暗黙知になっているもの、undocumentedなものをどうやってドキュメント化すればいいかという話や、コミュニティの役割とか、いろいろ。
最後に倉貫さんが
という話をされていたのが、印象に残りました。
こういう勉強会は今後も続けていきたいですね。
終わった後、秋元さんに出来たての本を見せていただきました。PHPの本みたいに見えますがWebサービスAPIの方がメインだと思うので、AmazonやGoogle、YouTubeなどのAPI使ってゴニョゴニョする方にはお買い得な本だと思います。買いますよ。うん。
- 作者: 秋元裕樹
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: 単行本
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