Java World 最終号

ついに最終号です。いろいろと感慨深いものがあります。

Java World (ジャバ・ワールド) 2007年 02月号 [雑誌]

Java World (ジャバ・ワールド) 2007年 02月号 [雑誌]

Javaという言語に初めて触れたのは社会人になった直後、1998年でした。JDKのバージョンはまだ1.1で、今調べてみるとパッケージの数も22個しかなかったみたいです。
その当時は仕事ではC++を使ってWindowsアプリケーションを開発していたのですが、Windows APIの数は既に飛んでもない数になっていましたし、C++ Builderを使っていたのでVCLの習得も必要でした。そんな訳で、昔からWindowsアプリケーションの開発をしている先輩たちと同じ土俵に上がっても勝ち目がないと思いました。(勝ち負けじゃないんですけどね。。。)
それで、新しい技術ならスタート地点は同じだから何とかなるだろうということでJavaの勉強を始めました。言語仕様もシンプルでしたし、オブジェクト指向を勉強するのにもちょうど良かったです。「オブジェクト指向入門 (ASCII SOFTWARE SCIENCE Programming Paradigm)」のサンプルプログラムはEiffelで「憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座 (DDJ Selection)」のサンプルプログラムはC++ですが、その後、刊行されたオブジェクト指向系の本についているサンプルプログラムはほとんどがJavaになりました。
まあ、とにかく新人の頃は分からないことだらけで、これは雑誌を読まなあかんということで、「DDJ」と「C Magazine」と「Java World」は読むことにしたのですが、すべて休刊になっちゃいましたね。(笑えない。。。) 本とか雑誌とか捨てられない性格なので、実家に帰ればすべて残っています。しかし、今年のお正月は帰省しないので、また今度、帰省したときに発掘してみようかなあと思っています。
Javaはどんどん大きくなって、今や「甘やかされた肥満児*1」とまで言われるようになりました。今、この業界に入ってきた人は、私が新人の頃にWindowsプログラミングに持ったのと同じ感覚を、Javaに対して持っているのかもしれません。今から新しい言語に投資するとしたら、何がいいんでしょうねぇ?今、パッと思いつくのはJavaより古い言語ばかりです。

追記

そういえば、今の会社を知ったのも、2000年〜2001年くらいにJava Worldに広告が掲載されていたのがきっかけです。

さらに追記

読者プレゼントで「PSP「プレイステーション・ポータブル」 (PSP-1000) 【メーカー生産終了】」と「Jude Professional」が当選したことは記憶に留めておきたい。