トヨタ プロダクションシステム

読みました。

立派な本です。
AgileRubyを知らないような人でもトヨタ生産方式は知っています。凄いことですよね。「かんばん方式」とか小学校の教科書に載ってますからね。
教科書に載るようなソフトウエアの開発方式を考えてみたい。
トヨタ生産方式って名前付けが絶妙なんですよね。

人間性重視みたいなことも書いてあって、動機付けや士気が生産性にどう影響を及ぼすかとか。「ピープルウエア 第2版 − ヤル気こそプロジェクト成功の鍵」や「ゆとりの法則 − 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解」では"生産現場ブルーカラー労働者を対象に開発された管理手法は、今日の知識労働には当てはまらない"みたいな論調が展開されますが、ちょっと考えが変わりました。いわゆるブルーカラーだろうがホワイトカラーだろうが頭脳労働者だろうが同じだと思いました。"生産現場ブルーカラー労働者を対象に開発された管理手法"からも学ぶところは多いと気づかされました。
この本読んでたら、うちの嫁に言われて思い出した。そういや、うちの車、ネッツトヨタに点検に持って行かなきゃ。