設計と実装のあいだ

 設計と実装の担当者(チーム)を明確に分けるのってどうなんやろう?設計者VS実装者という図式が生まれてしまう。

 実装者:こんなシーケンス図じゃ、実装できねぇよ。
 設計者:クラス図通り実装しろよ。勝手に引数増やしてんじゃねぇよ。

ってな具合で。
 そもそもあんな紙切れで意思疎通が完璧にできると思う方がどうかしてる。それがきたら世界平和なんてとっくの昔に実現できてるじゃないか。シーケンス図やクラス図で完璧に意思疎通しようとしたらどこまで詳細に設計しなければならないのだろうか。プロジェクトのリソース(時間・人)は有限である。妥協点が必要だ。
 設計が実装に正しく反映されたかどうかは、コードレビューで確認し、実装レベル、設計レベルそれぞれにフィードバックしていくことでしか、ミスコミュニケーションを補うことはできないだろう。