ON THE ROAD 2005 「MY FIRST LOVE」

 2年振りに浜田省吾のコンサートに行った。10/8 大阪城ホール。2003年のファンクラブのイベント以来だ。今回は妻と一緒だ。妻は浜田省吾のコンサートは初参加。大阪城公園の駅を降りるなり、妻の印象は平均年齢高!!
 入場前にファンクラブ会員の記念品交換、そしてパンフレット購入。パンフレット分厚い。なかなか読み応えがある。
 席はアリーナ。後ろの方。時間通りに開演。ビートルズの曲に合わせて、ステージ上に現れる浜田省吾。圧倒的な存在感。やっぱりこの人は凄い。あらゆる感情が押し寄せてくる。こんな短時間にこれだけの感情の波が押し寄せてくるとは。このライブ独特の雰囲気が好きだ。そして、今回のコンサートは映像がとても綺麗で凝ってる。
 アンコールは恒例のセンターステージ。距離が一気に縮まる。メインステージに現れた浜田省吾は徒歩でセンターステージに移動。1万人の観衆に囲まれて、会場の真ん中の通路を歩いて移動できるミュージシャンがどれだけいるだろうか?下手をすれば揉みくちゃにされて滅茶苦茶になるだろう。渋谷陽一日経新聞夕刊に「浜田省吾はいいファンを持った」と書いていたけど、本当にそうなんだと思う。
 アンコールはリラックスした雰囲気。1万人の視線を360度から集めながらこんなにリラックスして楽しそうに歌うミュージシャンを見たことがない。恒例の世代アンケートは、30代、40代が圧倒的に多い。やっぱり、平均年齢高い。でも、これだけ幅広い世代から指示されているミュージシャンというのもなかなか居ない。親子で来ている人もちらほら居るよう。
 センターステージに戻って、「君と歩いた道」。究極とも言えるラブソング。浜田省吾のラブソングの中では「初秋」と並ぶ名曲だと思う。
 2回目のアンコールで、「Midnight Blue Train」。そしてコンサートは閉演を迎える。
 3時間半。こんな長いコンサートはなかなかない。しかも、やっているのは52歳のオヤジだ。この体力、若さには恐れ入る。こんなオヤジになりたい。
 最高に幸福な時間だった。初参加で浜田省吾の曲をほとんど知らない妻も大満足だった。次に会えるのはいつだろう。楽しみに待っています。