未踏ソフトウェア創造事業 千葉PM成果報告会

 行ってきました。
 Javaな人 or Rubyな人と聞かれてもちょっと困ってしまいます。私の場合はどっちかっていうとJavaなんでしょうね。

  • DI:Configuration Files must Die

  ひがやすを氏(Seasarファウンデーション

  • Less Configuration
  • Without EJBからWith EJB3

 backport175ってそういうもんだったのか。SeasarのMLで名前が出てたけど、まじめにフォローしてなかったので。面白そうなのでこんど使ってみます。

  • Ruby言語による生物化学情報基盤ライブラリの開発

  片山俊明氏(東京大学)、田中伸也氏(京都大学

 なかなか面白いプレゼンでした。プレゼンはアイスブレイク重要ということで。Rubyの人の発表では「Java vs Ruby」なんて冗談が出ていたけど、Javaの人の発表では出てなかったのが印象的。Rubyistはユニークな人が多い?? まあ、今日はどちらかと言えば「Seasar and Ruby」という感じでした。
 Rubyって本当に強力な言語だと思うので、こういう応用事例は増えていくと思います。

  • ユーザ主導型 Web アプリケーション作成ツールの開発 西岡悠平氏

 やられました。Tuigwaa凄い!!
 社内製のフレームワークWiki風に編集してサイトを構築できるVelocityベースのフレームワークがあったけど、それを更に進化させた感じ。
 この後で、まつもと氏がRuby on Railsは開発者指向、Tuigwaaがユーザー指向と言っていたけど、まさにその通りで、真鍋かをりレベルでここまで出来てしまうとSIerの仕事が減るんじゃないかと懸念してしまいます。(^^ゞ

  まつもとゆきひろ氏(株式会社ネットワーク応用通信研究所

 Ruby2.0では仕様が変更されて、後方互換性が多少犠牲にされるとか。Joel on Software的にはどうなんでしょう。

  笹田耕一氏(東京農工大学大学院)

 Ruby2.0にマージされるそうです。楽しみ。
 Rubyのリリースを止めずに言語処理系を刷新する。Joel on Software的には上手くいっているということでしょうか。

  • JavaServer Templates 「Maya」の開発と世界発信

  栗原傑享氏(Seasarファウンデーション

 去年のJavaOne Tokyoでも話聞きました。そう言えば、この未踏の発表会の告知をきいたのもJavaOneのときだ。
 Mayaa使ってみたいですね。

  • ソフトウェアを使ってもらうには --- Javassist の場合

  千葉滋氏(東京工業大学大学院)

 Chasm理論の話、面白かったです。
 開拓者 - 先駆者 -|壁|- 現実派 - 保守派 - 懐疑派
 この壁を越えるには、すき間市場を各個撃破、サンプルコード、チュートリアルの充実などが必要。
 OSSを普及させたければマーケティング重要ということで。作りっぱなしではダメだってことですな。