デスマーチはそんなに嫌いじゃない

今回のGWは珍しく、きっちり休んでいます。
GWといえば、入社3年目のGWはデスマーチの真っ直中にいました。GW明けが本稼働だったので、当然、連休は返上。3月末から客先での現地調整なのに、その時点でまともに動くプログラムがゼロという状況。しかも、私はそんなプロジェクトにまさに現地調整の初日に放り込まれたのです。そこから1ヶ月半は地獄の日々。客先の業務都合上、作業は夜中にしかできないので、夕方に客先に行き、現地で結合試験をして終わるのが朝方。それから、会社に戻って、その日に出たバグや要望をに対応して、次の日の夕方にまた持っていくという典型的なデスマ。
福山雅治の桜坂を聞くと未だにあの日々の思い出が鮮明に蘇ります。(徹夜の最中に先輩つけていたラジオから流れてきた。もう6年も前です。)
でも、今振り返ってみると、この経験をしたことにより、自分は一皮むけたと思っています。
最近、私が関わっているプロジェクトを見ていると、よく管理されている(管理している(^^ゞ)ため、デスマになることもなく、若手がそういう一皮むけるという体験をすることがなくなっているような気がしています。
休日、休めるに越したことはないですが、コントロール可能な範囲でデスマ的な状態を作り出してみることも必要なのではと思ったりもします。
デスマ体験ツアーへご招待。荒行ですね。