XPJUG第15回ユーザ会

行ってきました。
今日は実はXPなんかどうでもよくて(あっ、射殺される)、自分の中での裏テーマは「SIerの解体と再構築」でした。なもんで、倉貫さんのBlogでばっちり予習?
SIerを斬る!!」とか言いながら、不甲斐ないことに自分の中であまり整理できておらず、切れ味はいまいち。このテーマはもうちょっと自分のなかで掘り下げてみたいテーマではあります。
しかも、恐れ多いことに「改善型開発」のまとめを発表することになってしまいましたが、結局、あまり改善型開発の話には触れられず・・・。末席を汚すというのは正にこのこと。
結局のところ言いたかったのはSIerっていうのは、顧客(お金を出してくれる人と実際に使う人の両方)に満足してもらってナンボなので、XPだ何だって顧客にとっては別にどうでもいいことなんです。本質的なことは顧客と信頼関係を築いて、密にコミュニケーションをして、できれば計画ゲームして、本当に必要とされている機能をタイムリーに提供することだと思うんです。腰に単語帳ぶら下げて、プラクティスをなぞっているだけではだめです(あっ、腰リーラーに射殺される(^_^;)。それでは開発者の自己満足で終わってしまいます。それはXPではなく、「XPごっこ」です。
SIerは今まで顧客側に決断を押しつけてきました。これからはもっと顧客の中に入って、「時間」、「予算」、「品質」、「スコープ」を握らないといけません。顧客任せ、コンサル任せではダメです。
顧客の中に入るだけではありません。今日、ビジネスショウでの栗原傑享氏の話にもあったように、OSSを活用するということはベンダーの仕事の一部もSIerが担うことになるのです。
そこまでして初めて、顧客に満足してもらえるものが作れると思うのです。
っていうようなことを、またグダグダ話したいですね。(射殺されない程度に(^_^))
意外な出会いもあり、今日は楽しかったです。トーカーのみなさま、スタッフのみなさま、ありがとうございました。
あと、「エクストリーム・プログラミング」っていうよりは「改善型開発」の方が聞こえがいいっていう倉貫さんの話は納得。名前重要です。