ソフトウェアの見積もり
見積もりを複数人でやるのには賛成なんですが、見積もり審議会とかよく分からないものを作っても正しい見積もりはできないと思いました。そんなんで正しい見積もりができるんだったら、失敗するソフトウェアプロジェクトなんて、とっくに無くなっていると思います。それができないから、困っているんです。そして、みんなが知恵を出し合って、現状を何とかしようとしてるんです。
今のアジャイルとかっていうのは、基本的には一発で正しい見積もりをすることはできないという前提に立っているんだと思っています。もし、正しい見積もりをできたとしても、それには凄くコストがかかるものです。そう、見積もりにもコストがかかるんです。そして、そうやって時間やコストをかけて見積もりをすることは、あまり現実的ではないと思います。
アジャイルはイテレーションを回して開発していくけど、結局、それは見積もりをやり続けるっていうことなんだと思います。一発で正しい見積もりができない代わりに見積もりをやり続けるんです。
しかし、正しい見積もりって何なんだろうなぁ。
ちゃんと勉強します。
- 作者: スティーブマコネル,久手堅憲之,Steve McConnell,田沢恵,溝口真理子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2006/10/07
- メディア: 単行本
- 購入: 31人 クリック: 472回
- この商品を含むブログ (92件) を見る