Agile"何とか"

昨日のエントリに"Ruby × Agile"って書いたけど、この"Agile"ってやつが最近よく分からないのです。そう、去年の暮れあたりから。
一方、"Ruby"の方は非常に明快で分かりやすいです。例えば、"Ruby"についての説明はこうです。

1995年まつもとゆきひろによって開発されたオブジェクト指向スクリプト言語。強力な文字列処理能力に加えて、例外処理、イテレータ、クラスといったオブジェクト指向的な機能も備える。移植性が高くUNIXだけでなく、Windows, Mac OS上でも動作する。XPコミュニティで最も支持され、米国でも人気が出ている。
オブジェクトハンドブック〈2002〉より)

そんなんもあって、今年になってからは"Agile"って使わないようにしてたんですけど*1、勢い昨日のエントリに"Agile"って書いてしまったもので、ちょっと"Agile"について考えてみました。
昔、オブジェクト指向を勉強し始めたくらいのときに、雑誌か何かでオブジェクト指向は英語では"Object Oriented"で形容詞形だから、ここまでだと英語としては中途半端で、この後ろに何がくっつくかが重要だと書いてあったのを思い出しました。"Object Oriented Development"とか"Object Oriented Programming"とか"Object Oriented Script Language"とかみたいな感じですね。
で、"Agile"も形容詞形なので、Agile"何とか"っていう、この"何とか"が大事。"Agile"っていう言葉を使うときは"Agile Process"なのか"Agile Mind"なのか"Agile Tool"なのかっていうようなところをちゃんと明確にした方がいいのかなあ、とさっき風呂場で思いました。

*1:この前の資料にもNAgilerのところ以外、"Agile"っていう言葉は使ってないし。