YAPC::Asia 2007 Tokyo 1日目

行ってきました。
Perlコミュニティは初めての参加です。Perlはネット系のサービスを提供している会社(今日の講演企業では、AmazonはてなSix Apartlivedoorなど)ではバリバリ使われているので、事例とかTips系の話は非常に参考になりました。(特に、スケールさせるときのノウハウとか。)
つづきの感想はあとで別のところに書く。

追記

こっちに書きました。
http://www.objectclub.jp/ml-arch/magazine/188.html

和室

今日は仕事が終わってからid:kuranukiさんの会社を訪問しました。和室に通していただいたのですが、これがまあどこかの旅館かと思うくらい立派な和室でした。
特徴としては、

  • 掘りごたつ
  • 座椅子
  • 襖を開けるとホワイトボードが出てくる
  • ホワイトボードは座って書ける高さ

です。
じっくりと話がしたいときに良さそうそうです。
一方、うちの会社にある「和ジャスペース」はホワイトボードが普通の高さなので、打ち合わせ(主にふりかえりや計画ゲーム)のときはみんな立っています。じっくりやるというよりは、短時間でちゃっちゃと*1やるという感じでしょうか。
あとは、がっつりペアプロやるときとか、みんなで昼食を食べるときに使ったりしています。
id:kuranukiさんのところは開発ルームの一部というよりは、いわゆる会議室(応接室?)なので、元々用途が全然違うのですが、同じ和室と言っても色々だなあと思いました。
社内SNSの事例の話を伺いたかったのですが、また後日。

*1:東京弁だと、「さっさと」

第1回 天野カンファレンス

行ってきました。
家を出る前に妻に「今日、天野カンファレンス行くから帰るの遅くなるよ」と連絡したところ、「天野カンファレンスって何よ!!」っていう突込みがあったため、軽く説明。最終的に「それなんて兄弟?」って言われました。どうやら伝わらなかった模様。
常連さんばかりかと思ったら、初参加の方も多数いらっしゃって新鮮でした。
こういった人の生い立ちとか、歴史とかの話って非常に興味深いですね。
印象に残ったのは天野さんの「特別意識と常識人意識」の話と、天野さんの「モチベーションの持続可能性と多様性」の話と、天野さんの「知ったかぶり」の話です。
ワールドカフェではオブラブ初参加の天野さんが「人と人とのつながりが(ry」って話をされていて、それってsocial change (ry。
天野さんと天野さんと天野さん、とってもいい話をありがとうございました。

日経ソフトウエア 2007年 05月号

大森さんの記事が素晴らしいです。
こういう事例を読むと、身が引き締まる思いがします。
記事を読んで、

  • 参加感
  • 達成感
  • 自己成長感
  • 協働感

という言葉を思い出しました。*1 *2
「使えない人間」などいない | 日経 xTECH(クロステック)
Java初心者のチームが挑む基幹系刷新プロジェクト(番外編) | 日経 xTECH(クロステック)

トヨタ プロダクションシステム

読みました。

立派な本です。
AgileRubyを知らないような人でもトヨタ生産方式は知っています。凄いことですよね。「かんばん方式」とか小学校の教科書に載ってますからね。
教科書に載るようなソフトウエアの開発方式を考えてみたい。
トヨタ生産方式って名前付けが絶妙なんですよね。

人間性重視みたいなことも書いてあって、動機付けや士気が生産性にどう影響を及ぼすかとか。「ピープルウエア 第2版 − ヤル気こそプロジェクト成功の鍵」や「ゆとりの法則 − 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解」では"生産現場ブルーカラー労働者を対象に開発された管理手法は、今日の知識労働には当てはまらない"みたいな論調が展開されますが、ちょっと考えが変わりました。いわゆるブルーカラーだろうがホワイトカラーだろうが頭脳労働者だろうが同じだと思いました。"生産現場ブルーカラー労働者を対象に開発された管理手法"からも学ぶところは多いと気づかされました。
この本読んでたら、うちの嫁に言われて思い出した。そういや、うちの車、ネッツトヨタに点検に持って行かなきゃ。