第7回 オープンソーステクノロジー勉強会

V字モデルの話に始まり、テストの概要とかテスト設計みたいな話が結構あったあと、カバレッジの話に。カバレッジの実施は100%にならなくてよい。設計ではすべての組み合わせをあげて、(ビジネスリスクなどを考慮の上)優先順位をつけて対応することが重要だという話があった。
この話には私も賛成で、時間的、コスト的な制約がある以上、すべての組み合わせの試験を実施するのは現実的ではないと思う。ただ、テストの設計ですべての組み合わせをあげるということに対して、私は懐疑的な見方をしている。たとえば、シャープの携帯電話の「みられまくっちゃ」の不具合なんかはテスト設計の段階で本当に洗い出せるのかという話がある。
カバレッジを100%に近づける努力は必要であるが、100%にできない以上、品質はテストより前のフェーズで作り込まれている必要があると思う。
あとは、テストエンジニアの話とWebアプリケーションのテストとWebシステムのテストは違うよという話があった。
一番聞きたかったJameleonの話はあんまりなくて、自分で調べて使ってみろってことなのかしらん。

コードで会話しているという話がおもしろかった。
リファクタリングすると暗黙のうちに出来上がっていたコミュニケーションのベースが崩れてしまうというのは皮肉。
ユニットテストに関してはいいことを仰っていた。生きる仕様、開発サイクルの節目、自分のシャドウイング