成功する要求仕様 失敗する要求仕様

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成功する要求仕様 失敗する要求仕様

成功する要求仕様 失敗する要求仕様

要求のトリアージとかって、みんなちゃんとできているんでしょうか?
優先順位とか以前に、見積もり時間が信じてもらえるかっていう話があります。
「えっ、これこんなにかかるんですか?」
そう簡単なもんでもないんですよ。
ちょっとプログラムの知識のあるお客さんだと、
「ここにif文入れて、ここfor文で囲って、これだけでしょ。」
みたいな、実装のレベルの突っ込みまで食らう始末。
まあ、そりゃそうなんですけどね。
挙げ句の果てには、
「試験しなくていいから、もっと短く(安く)なんないの?」
みたいな。
まだ、ここ。
100ドルテストとかイエス・ノー投票とかいう手法以前にスタート地点に立つのが難しい。

アジャイルはファーストフードではない。スローフードである。

トリアージができるようになるためには、ひとつのお客さんと長く付き合って、信頼関係を醸成させていく必要があると思いました。